ミノキシジルタブレットの効果って実際どの程度なの?


ミノキシジルのタブレットの効果って実際どれくらいなの?


ミノキシジルタブレットは他のAGA治療薬や育毛剤と同じように、効果が現れる時期に個人差があります。
平均的には服用開始後4か月から6か月くらいで現れるケースが多いと言われています。

使ってすぐ効果が出ると誤解している方も多く、なかなか効果が出ないことに痺れを切らし、半年を待たずして使用を止めてしまう方は結構います。
あと少しで効果が現れたかもしれないのに、これは非常に勿体ないです。
他のAGA治療薬もそうですが、ミノキシジルのタブレットは一旦使用を止めてしまうと、毛髪の環境やヘアサイクルが、すぐに元に戻ってしまいます。
今までの努力が水の泡になってしまうのです。
AGA治療は、とにかく根気強く継続することが大事です。

厚生労働省が認可したのが塗布型外用薬のミノキシジルでした。
ミノキシジルタブレットはこれより遥かに効果が高い内服薬だと言われると、否が応にも期待が高まるものです。
そのお気持ちはよく分かります。
育毛剤や育毛サプリメントを試してきて効果を得られなかった方に多いのが、ミノタブならば、と考え一念発起して試すも、意外に即効性がなくてガッカリするパターンです。

ミノキシジルタブレットに過度な期待は禁物です。
少なくとも半年、できれば1年間は黙々と使い続けましょう。

しかし、ミノキシジルタブレットはその強さから日本国内では認可されていません。
国外で認可されているとはいえ、その副作用の強さは国外でも確認されています。
これを使うことで起こる様々なトラブルはすべて自己責任になります。
そのため、ミノキシジルタブレットの使用を勧めることは到底できないのです。


ミノキシジルタブレットに副作用はあるの?


大前提としてお伝えしなければならないのは「そもそもミノキシジルの内服薬(タブレット)は発毛の薬ではない」ということです。
もともとミノキシジルのタブレットは悪性の高血圧症に対する医薬品として開発されました。
しかし、この薬の副作用に体毛を濃くする効果が見られたため、その副作用を転じて発毛作用に着眼し、今では発毛に用いられているのです。
ミノキシジルのタブレットは元々血圧を下げる薬なので、よくある副作用として、めまいや血圧低下などが挙げられます。
その他倦怠感、体毛の増加、痒みやむくみ、吐き気、性欲減退等が報告されています。
これらの症状が出た場合は、直ちに使用を中止してください。
またアレルギー反応が出た方や心臓又は腎臓に障害のある方、甲状腺機能障害をお持ちの方も同様です。

胸痛の副作用が出る場合もあります。
これは、ミノキシジルの血管拡張作用により普段より多い血液が送り出された結果、心臓への負担が増したものと解釈することができます。

つまり、AGA治療薬としてのミノキシジルタブレットは、安全性を全く保障することができないことから、国内で認可されない、いわば脱法的な薬であるということを理解していただく必要があります。
本来医薬品は医師の指示のもと服用することが大前提です。
そういったこともせず、ただ効果を鵜呑みにして個人輸入でミノキシジルのタブレットを服用するのは、ある意味で自殺行為とすら言えます。
例えば、市販の風邪薬にも入っている「イブプロフェン」という成分は、このミノキシジルタブレットと併用してしまうと、副作用を誘発するどころかさらに重篤な症状が出る可能性があることも確認されています。
これらの危険性を加味して、それでも服用するという方は法律で禁止されているというものではないため、止めることは出来ません。
しかし、これらのリスクを鑑みて、すべて自己責任で完結させるという覚悟を持って服用しましょう。
間違っても効果が見込めたからといって、他人に勧めるようなことをしてはいけません。

また未成年の方は、十全な安全性を保障できない観点から、絶対に使用してはいけません。

このように、ミノキシジルのタブレットには色々な副作用があります。
上記の症状にとらわれず、体調がおかしいと思ったらすぐに使用を中止しましょう。


ミノキシジルタブレットによる初期脱毛


さらに確率は低いですが、ミノキシジルのタブレットの服用開始後1週間から1か月くらいの時期に、初期脱毛の症状が出る場合があります。

薄毛の人はヘアサイクルが早まっていることが多いです。
成長期の間に太く長い髪が作られることなく抜け落ちています。
ミノキシジルはこの早いヘアサイクルを長くしてくれます。
またこれまでの不健康な髪の毛をリセットさせるために、外へ押し出そうとします。
これが初期脱毛のからくりです。
内容としては不健康な髪を一旦捨ててしまって、新しい健康な髪を作ろうとする前向きな話なのですが、傍目にはただ髪がごっそり抜けただけの、ショッキングな状況なのです。
よって初期脱毛の症状は良い兆しであるという予備知識があれば、実際初期脱毛に出くわしたときにショックを受けずに済むことでしょう。

これらの症状に関しましてはそもそもミノキシジルって何の薬なの?の記事に詳細がございますので、併せてごらんください。

まとめ


このような事からも、少なからずの発毛作用は確かに存在しています。
しかし、それを覆いつくしてしまう程大きな副作用もまた、同時に存在しているのです。
これらのリスクマネジメントをしっかりと行わなければ、最悪命に関わる事態になりえることを、念頭においていただきたいです。