副作用を起こさないためのミノタブの正しい飲み方


副作用を起こさないためのミノタブの正しい飲み方


ミノタブの入手方法は、基本的に二つあります。
一つが個人輸入によって海外から取り寄せる方法です。ロニテンという商品名のミノタブが一般的です。
そして二つ目が、AGAクリニックで処方してもらう方法です。AGAクリニックは、薄毛治療を専門に扱っているクリニックです。
ミノタブは医薬品として認可されていないお薬なので、一般的な皮膚科などの医療機関では処方してもらえません。
AGAクリニックでは医師の判断による未認可薬の処方が許可されているので、ミノタブを入手することができるのです。
ただし条件があります。
一つが正当な治療であるということ。
次に、医学的な根拠があって、その効果を期待するだけの相当な理由がある治療法であること。
最後に、患者の同意があることです。

個人輸入によって取り寄せるよりも、AGAクリニックで処方してもらった方が信頼性は圧倒的に高いですし、何より安全です。
しかし、原則としてAGA治療には健康保険が適用されないので、ミノタブ等のお薬を含めた治療費が高額になりやすいというデメリットもあります。
いずれの入手方法を取るかは各自の判断に委ねられるところです。
ここでは個人輸入によって入手した場合のミノタブの正しい飲み方について、説明したいと思います。


ミノタブ(ロニテン)の正しい飲み方


ミノタブに含まれるミノキシジルという成分は、フィナステリドと並び代表的なAGA治療薬の一つです。
しかし正しい用法や用量で飲まないと、その効果が期待できないばかりか大きい副作用を招きかねないので、注意する必要があります。

それではミノタブ商品として最もスタンダードなロニテンの飲み方を紹介していきましょう。
ロニテンは、アメリカのファイザー社という製薬会社が販売しているミノタブです。
現在5㎎と10㎎の2タイプがあります。
1日当たりの摂取量は、その方の薄毛の程度や抱える血圧の問題等によって変わってきますので、人によって異なります。
ただ一般的な1日当たりの摂取量は、5㎎から10㎎とされています。
なおロニテン本来の目的である高血圧治療においては、最大で100mgまで使用可能です。
よって一般的に10㎎くらいまでであれば、大きな副作用等の問題は起きないと言われています。
10㎎を超えると副作用の頻度が上がるという報告もありますので、多くとも10㎎までという認識を持っていてください。
また初期の段階では、5㎎のミノタブをピルカッターで2分割して、2.5㎎くらいから様子を見ましょう。
わずかとは言え副作用の可能性はあるのですから、少量で発毛の効果が出るのであれば、何も多く摂る必要は無いからです。
効果が足りないようであれば、5mg、7.5mgと徐々に増やしていきましょう。

飲むタイミングは特に決まっていませんが、不規則な飲み方をすると、意外と飲んだか否かを忘れてしまうものです。
1日に2.5mg服用する場合は朝食後とか、1日に5mgの場合は朝食後と夕食後の2回に分けて、といった具合に予めきちんと決めて飲んだ方が良いでしょう。


ミノタブと他のお薬を併用する際は注意!


一般的に、ミノタブに含まれるミノキシジルとフィンペシアなどのフィナステリドを併用すると、さらなる発毛の効果が見込めます。
そして併用による副作用の問題も比較的少ないと言われています。
長期間使用してミノタブでの効果が見られないときは、フィンペシアとの併用を考えても良いかもしれません。
ただその際はフィンペシア自体の副作用に注意しましょう。
フィンペシアの副作用については、AGA治療薬フィンペシアの説明とその副作用MSD社の調査報告に見るフィンペシアの副作用フィンペシアと他の薬を併用することによる効果と副作用口コミなどでよく話題になるフィンペシアの副作用を参照してください。

またミノタブの副作用として、顔にむくみが生じたり、体重が増加することがあります。
これは体に余分な水分が溜まることで起きる症状ですが、ラシックスなどの利尿剤との併用で回避できることが多いです。
専門医に相談の上、利尿剤自体の副作用に問題が無ければ一考の併用薬と言えます。

一方で、併用すると危険な組み合わせも存在します。
ここではそのいくつかを紹介したいと思います。

まず一つ目が、イブプロフェンです。
イブプロフェンはブルフェンという商品名でもよく知られる解熱鎮痛剤です。
市販の風邪薬などにも含まれる成分ですが、ロニテンの説明書には重篤な副作用を引き起こす可能性のある併用禁止薬として記載されています。
イブプロフェンを含むお薬を服用する際は、一旦ミノタブの使用を中断し、間隔を空けてから再開してください。

次にスマトリプタンも併用NGです。
スマトリプタンは商品名でイミグランとも呼ばれますが、片頭痛の痛みを取るお薬のことです。
神経伝達物質であるセロトニンに作用して、拡がった血管を収縮させ、血管の周りの炎症を抑えることにより片頭痛の痛みを取ることができます。
ミノキシジルは血流を良くする働きがあるので、スマトリプタンのように血圧を変動させる成分とは相性が悪いのです。
血圧が不安定になり、副作用のリスクを高めてしまうからです。

同様の理由で、お酒もなるべく控えた方が良いです。アルコール成分には血行促進作用があるので、ミノタブとの併用により急激な血圧の低下を招く危険性があります。

その他、薬との併用に関しましては医師に相談したうえで慎重に行うべきであると考えられます。
そして、通常の薬であっても併用は副作用を懸念して推奨されることは少ないのに、未認可の脱法的な薬であればなおさらです。
ミノタブを服用する上では、こういったリスクを加味する必要があるのです。

まとめ


このように、未認可であり副作用が確認されていながら流通してしまっているミノタブ。
実際にAGAクリニックの医師が処方することからも安全性が高いもののように感じますが、未認可である以上「脱法」的な薬であるのは間違いありません。
ミノタブを使用する場合は、それらのことを踏まえ、全て自己責任で服用するようにしましょう。
副作用等が少しでも不安であるならば、使用するべきではありません。
その他のAGA治療薬や育毛剤を使うほうがよいでしょう。
薄毛の悩みを解決しようと急ぐあまり、体を壊してしまっては元も子もありません。
焦ることなく、ゆっくりと地道に薄毛を解決する必要があるのです。