プロペシアの副作用:鬱(うつ)

プロペシアの副作用:うつ


プロペシアの副作用の一つとして、精神神経系のものがあります。
プロペシアと言えば、勃起不全などに注目が集まっているわけですが、精神的な症状が出る可能性もあるのです。

仮にプロペシアを利用することでうつ症状が出てしまうようなことがあれば大変です。
そもそも、うつに関しては、かなり治りにくい病気として知られているのです。
中には、回復するまでに5年や10年かかってしまう方もいます。

こちらでは、そもそもうつとはどういった症状なのか?さらにプロペシアでうつの症状が発生してしまうメカニズム、発生する確率を紹介します。

最後にプロペシアを利用してうつの症状が出てしまった方の口コミ体験談も掲載します。

うつとはどういったものなのか?


・うつの原因とは?


まず遺伝的な要因が挙げられます。
うつになりやすい遺伝というものがあり、その遺伝がされているとうつ病を発症してしまうのです。
しかし、遺伝だけでうつが発症するわけではありません。
そこに環境要因や身体要因が加わることで発症するのです。

【うつの環境要因とは】
・幼少期などのトラウマを伴うような体験
・家族や親しい人などの死亡
・人間関係のトラブル
・夫婦関係の悪化などの家庭内の不和
・仕事を失ってしまったり財産を失ってしまったり
・就職や退職、さらに転勤などの環境の変化
・結婚や離婚などの環境の変化
他にも妊娠や出産、育児や引っ越しなどの環境の変化も関わります

【身体的な要因】
・慢性的な疲労の蓄積
・脳血管の障害
・感染症やガン、さらに甲状腺などの異常
・月経前や出産後、さらに更年期などのホルモンバランスの変化
・降圧剤や経口避妊薬(ピル)などの服用

基本的には、遺伝的な要因にプラスして上記したようなものの影響がかかってくることにより発症してしまいます。

さらに、異常に要因とは関係なく重度のストレスにさらされるとうつが発症する可能性があります。

・人間関係からくる過度のストレス
・環境の変化からくる過度のストレス

上記のような状況に陥るとうつ症状が起こるので、誰にでも発生する可能性はあるのです。

ちなみに、うつはショックなことなどマイナスの要因のみが関わっていると思われているかもしれません。
しかし、実は仕事の昇進や私生活でいえば結婚といった喜ばしいことでも発生します。
嬉しいことも不安などにつながる可能性があります。
そういったところに、うつが忍び寄ってくるわけです。

勘が鋭い方はもう気づいているかもしれませんが、個々に紹介した中にすでにプロペシアにうつ症状が出る理由が隠されています。
その件については、また後の機会で詳しくお話しますね。

※うつの原因については、ファイザーのうつ病とパニック障害の情報・サポートサイト「こころの陽だまり」を参考にしました。
(参考ページ:http://www.cocoro-h.jp/untreated/overview/etiology.html)

・うつの症状とは


【初期段階・・・気持ちが落ち込む、虚しい気持ちになる】
うつの初期段階については、まだ一般的な生活を送っていくことができます。
しかし、気分が沈む機会が多くなり始めているので、勉強効率や仕事効率が落ち込んでしまいます。
学力が落ちてきたり、仕事の成績が落ちてきたりしてきた場合には、もしかしたらうつの症状が関わってきているのかもしえません。

勉強や仕事位に影響が出てくると、「きちんとしなければ」といった形で焦燥感に襲われてしまいます。

【中期段階・・・身体的な影響が出てくる】
初期段階では、基本的に精神的な影響のみです。
しかし、進行してくると様々な身体的な影響が見られるようになります。

<身体的影響の例>
・頭痛
・肩や首の凝りの発生
・めまい
・胸の痛みや息苦しさ
・胃の痛みや胃の不快感

精神的な影響がじわじわと身体に襲いかかり始めます。
そもそも、不眠の症状も出始めているはずなので、ストレス過多の状態が継続して続いてしまうわけです。

【後期段階・・・行動を起こす意欲もなくなる】
身体的と精神的な影響が強く出過ぎてしまったおかげで、何もする気が起きなくなってしまいます。
ひどい場合には引きこもり状態になってしまい、家から出られなくなってしまうことも。
食事を摂ることも面倒に感じてしまうのです。
衝動的な行動に走ってしまう恐れもあるので、しっかりとしたうつ病の治療を行わなければなりません。
仮にプロペシアの利用でうつ病が発症したとしても、ここまで進行するとプロペシアの服用をストップするだけではなく、うつ病の治療の同時に必要になってくるのです。

※うつ病の症状についてはうつトモ(http://ustubyou.com/1618.html)を参考にしました。

プロペシアでうつ病が発生数するメカニズムとは?


・フィナステリドがホルモンバランスを乱している


プロペシアの有効成分であるフィナステリドには、女性化の副作用報告があります。
具体的には、乳房が女性化してしまう、といった症状が確認されているのです。
さらに乳房の痛みなども併発する可能性があり、大いに注目されています。

乳房が女性化するということは、ホルモンバランスに大きな変化が加わった、ということになります。
女性の胸が大きくなるには女性ホルモンの作用によって乳腺が発達しなければなりません。
その乳腺には脂肪がつくシステムがあるため、女性の胸は柔らかくて丸みを帯びて大きくなるのです。
フィナステリドによって、ホルモンバランスが何らかの影響を受けて女性ホルモンの比率が高まったので女性化の症状が出てくる、といった仮説が立てられます。

前述したように、うつの症状はホルモンバランスの乱れによっても発生します。
(「月経前や出産後、さらに更年期などのホルモンバランスの変化」)
フィナステリドによってホルモンバランスが乱れ、その影響でうつの症状が発生した、といった推測もできるわけです。

・併用しているミノキシジルによって発生している可能性あり


プロペシアと相性が良いとされる発毛剤にミノキシジルがあります。

・塗布タイプのミノキシジル・・・リアップ、ロゲイン、カークランド、ポラリスなど
・内服タイプのミノキシジル・・・ミノキシジルタブレット

そのミノキシジルの副作用の可能性も疑いましょう。
前述したように、降圧剤にはうつ症状の副作用があるのです。
(「降圧剤や経口避妊薬(ピル)などの服用」)
ミノキシジルタブレットは血圧を引き下げる作用がある、まさに降圧剤です。
ですから、ミノキシジル系の薬剤を利用している方でうつ症状が出た場合には、ミノキシジルそのものの副作用である可能性もあるのです。

【降圧剤によって薄症状が起こるメカニズム】
血圧が下がることにより、細胞に栄養が送られなくなるからです。
少し分かりにくいと思いますが、降圧剤を利用すると血管が拡張されます。
しかし、血圧が下がりすぎると、血管を通っている血液量が足らなくなってしまうわけです。
身体の様々な部位の細胞が栄養不足になってしまいます。
その細胞の一つに脳細胞があります。
脳細胞には神経伝達物質といったものがあり、その機能が果たされなくなってしまうのです。

神経伝達物質の不具合はうつ症状の一つの原因であるからこそ、ミノキシジルでもうつ症状が発生してしまうわけです。

・プロペシアは関係ない場合も|薄毛に対する恐怖


プロペシアを利用するということは、抜け毛の量が多くなってしまったり薄毛にすでになってしまっていたりしているはずです。
要は、薄毛によるストレスを抱えている、といった考え方もできるわけです。

薄毛も心理的なストレスの一つです。自分の容姿が変わってしまう、といった恐怖によってうつ病が発生してしまうかもしれません。

鏡を見るたびにストレスが高まってしまう、といったこともあるわけです。

薄毛と冷静に付き合っていくことも、一つの育毛・発毛対策になります。

プロペシアによってうつ病が発生する確率は高いのか?


・極めて低いと思われる


実は明確に数値としては出されていません。

【プロペシアのうつ症状の発生確率について】
・抑うつ症状・・・頻度不明

※プロペシアの添付文書より(https://www.msdconnect.jp/static/mcijapan/images/pi_propecia_tab.pdf)

たしかにプロペシアの説明書にはうつについての記載があります。
副作用の項目に書かれているので、副作用として把握されていることも間違いありません。
しかし、発生確率については明確に示されてはいないのです。

頻度不明とされているのは、「自発報告」や「海外において認められている」ケースに該当します。
ドクターが直接診断したわけでもなく、国内では確認されていない、というわけです。

しかし、うつ症状に関しては身近なものでもあるので、数字としては出にくいことも確かです。
頻度不明とされていますが、一定数の方にプロペシアによるうつ症状は発生している、と考えられます。

プロペシアと似た作用のある発毛剤の「アボルブ」にも実はうつ症状の副作用が報告されています。
そちらも確認してみましょう。

【アボルブのうつ症状の発生確率について】
・抑うつ気分・・・頻度不明

※アボルブの添付文書より(http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00057014.pdf)

アボルブによるうつ症状に関しても頻度は不明とされています。
明確な割合が示されているわけではありません。
こちらも「自発報告」や「海外において認められている」のみです。
国内報告やドクターに認められているような症状としては報告されていません。

・結論


【発生確率は低いが、弱いうつ症状が発生する可能性はある】

フィナステリド利用者のうつ症状の副作用が出る可能性はあります。
しかし、明確なデータがないということは発症率は高くない、と考えられるのです。
高い割合で発生している場合には、パーセンテージが示されるはずです。
さらに、重篤なうつ症状になることもないことがわかります。
プロペシアによるうつ症状は、重篤な副作用の項目に記載されているわけでもありません。
海外ではプロペシアやアボルブの追跡調査も実施しています。
3年から4年以上の調査も行った上での結果なので、長期利用してもそれほとうつは進行しない、と判断できます。

だからといってプロペシアが安全とはいえません。もともとうつ気味の傾向がある方の利用はおすすめできないです。

プロペシアの副作用【うつ】に関する口コミ体験談


最近気分が落ち込みやすくて困っています。
特に何かしらの変化はないと思うのですが、唯一思い当たるフシは発毛剤のプロペシアを利用したことですね。
ただ、プロペシアの副作用にうつ症状がある、って話は聞かないのでどうなんでしょう・・・。
(20代後半の男性)

不眠気味です。
布団に入っても2時間や3時間も眠れないことが多々あるんです。
特に大きな悩みがあるわけでもありませんし、不思議でなりません。
最近になって、個人輸入でフィンペシア(プロペシアの廉価版)を飲んでいるんですが、関係はあるんでしょうか?
(30代後半の男性)

薄毛に悩んでいたのでプロペシアを皮膚科で処方してもらって飲んでいる。
飲み始めてから何事にもやる気が起きなくなってしまった。
薄毛を晒すのが嫌で仕事以外は基本的に出不精だったが、その度合いが増しているような気がする。
(40代半ばの男性)



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