AGA治療薬フィンペシアの説明とその副作用


AGAとフィンペシアのとは?


フィンペシアとは、フィナステリドを有効成分とするAGA治療薬です。
まずはフィンペシアの副作用について触れる前に、AGAについて簡単に説明しておきましょう。

AGAとは、男性型脱毛症のことです。
これは男性特有の髪が薄くなる状態のことを指します。そのため、女性の薄毛はAGAとは呼びません。
そしてこのAGAは遺伝や男性ホルモンなどが主な原因と考えられています。
またAGAになると抜け毛が進行し、薄毛が目立つようになります。

AGAは細かく分類すると、10代から30代は若年性脱毛症、40代から50代は壮年性脱毛症というように、症状が発生する世代によって名称が変わります。

またAGAには、生え際やつむじから少しずつ症状が進行していくという特徴があり、この進行の度合いは世界基準で分類されています。
この分類方法は「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれます。
大まかには、初期の第一段階、中期の第二段階、そして後期の第三段階に分かれています。
さらに症状は、第一段階がレベル1と2、第二段階がレベル3と4、第三段階がレベル5から7と細分化され、全ての症状が都合7つのレベルに分類されています。

進行度はわかりやすく図式で示されていて、インターネット上で確認することができます。
薄毛でお悩みの方は、まずご自身の頭髪状況に近いものをチェックすると良いでしょう。

また一般的に、フィンペシアなどのAGA治療薬で薄毛を改善することができるのは、第二段階のレベル3と4が限界だと言われています。レベル5から7の第三段階になってしまうと毛母細胞が死滅している可能性が高く、効果はあまり期待できません。
そのため、AGA治療は早目の対策が肝心と言えます。


抜け毛の原因:テストステロン


男性の抜け毛が起こるメカニズムについても、基本的なことをおさらいしておきましょう。

AGAには男性ホルモンが深く関わっています。
この男性ホルモンの主成分はテストステロンと呼ばれるもので、これが抜け毛の直接の原因となっています。
またこのテストステロンは、5α還元酵素という物質の働きによって、ジヒドロテストステロンに変化します。
薄毛になっている患部には、このジヒドロテストステロンが多く存在し、髪の成長を妨げているのです。

よって、ジヒドロテストステロンが無くなればAGAの症状が改善されると考えられます。
そのためには5α還元酵素の働きを抑える必要があります。
フィンペシアの主成分であるフィナステリドには、この5α還元酵素を阻害する作用があるので、AGA治療に効果があるというわけなのです。

ただこれはすぐに効果が出るというものではありません。
フィナステリドによる5α還元酵素阻害作用は、数か月かけて現れるとされています。
もっとも個人差はあり、早くて2か月くらいで発毛を実感する方もいれば、1年経ってもなかなか効果が現れない方もいます。
少なくとも6か月は使い続けるつもりで使用を始めないと、効果を判断できないというもどかしさがあります。


AGA治療薬の一つ、フィンペシア


このように治療が厄介なのがAGAという症状ですが、フィンペシアは現在のところ最も効果の期待できる医薬品の一つです。
AGA治療薬としては、この他にミノキシジルがあります。ミノキシジルには毛乳頭細胞や毛母細胞の活性化による発毛効果があると言われています。

またフィンペシアと同様にフィナステリドを含む医薬品として、プロペシアがあります。
成分はほぼ同じなので混同されやすいのですが、違いもいくつかあります。
まず大きな違いは、プロペシアは日本で認可されていて、フィンペシアは認可されていないということです。

成分が殆ど同じなわけですから両方認めれば良いようにも思うのですが、現在のところフィンペシアについて厚生労働省は認可を下していません。
ちなみにフィンペシアはインドのシプラ社という会社が製造と販売を行っていて、プロペシアはアメリカのメルク社がこれを行っています。

厚生労働省の認可が下りていないからと言って、フィンペシアに信用が無いわけではありません。
世界中の方々が使用し、効果も確認されています。
中身がほぼ同じなわけですから当然といえば当然ですが。
ただプロペシアは、使用上の注意や副作用などを、信頼できる厚生労働省や日本の製薬会社が示してくれる分安心感があります。
国内で購入することができて日本語で確認できることもメリットだと言えます。

一方フィンペシアは個人的に国外から輸入する方法でしか入手できません。
この点面倒ですし、最近は偽物や質の低いフィンペシアが出回っているケースも見られ、多少のリスクが伴います。
それでもフィンペシアに未だ人気がある理由は、その価格にあります。
フィンペシアは、プロペシアよりも遥かに安価なのです。
一般的な内容量で一箱30錠と設定すると、プロペシアは1万円程度かかりますが、フィンペシアの場合だと2千円から5千円くらいで済みます。
もちろん製薬会社や商品、輸入業者によって価格にバラツキはありますが、いずれにせよ半分以下の出費で足りるのですから魅力的です。
またプロペシアだからと言って効果や副作用に関して全貌が明らかになっているわけでもなく、そうであれば安い方が良いという心理が働くのも頷けるところです。

まとめ


プロペシアとフィンペシアの比較と並行して説明の方させて頂きましたがいかがだったでしょうか?

それぞれ違った効果の出方とそれに伴った副作用が存在することがわかっていただけたかと思います。
しかし、それらの副作用も見逃せるような大きさではないことがお分かりいただけたかと思います。
もっと詳しい副作用に関しましてはMSD社の調査報告に見るフィンペシアの副作用の項目と口コミなどでよく話題になるフィンペシアの副作用の項目にさらに詳しい説明が乗っておりますので、是非合わせてご確認ください。