ストレスによる抜け毛にはどのような対策がおすすめなのか?

誰にでも起こってしまうかもしれないのが、ストレスを原因とする抜け毛です。ストレスは誰でも発生します。緊張しているときも発生していますし、嫌なことがあればもちろんストレスがたまってしまいます。さらに激しい運動をしたときにもストレスがでてきてしまうわけです。

ストレスは、血行を悪くしたりホルモンバランスを乱したりといった様々な問題を発生させてしまうわけです。その結果、髪の毛が成長しにくくなり抜け毛が増えてしまいます。

ではそのストレスが原因とする薄毛にはどのような対策がおすすめなのでしょうか。こちらでは様々な対策方法を紹介します。

すべての対策をしろというのではありません。自分の中で対策として取り入れやすいものを選択しましょう。

睡眠時間を確保する


・寝ることがストレス解消になる!


実は我々は起きているだけで基本的にストレスは溜まっていきます。ストレス解消として運動をするのが良い、ということは事実ですが、それでも完全なるストレス解消には至らないわけです。

ストレスというものは脳が大きく関わっています。脳がリラックスをすることでストレスは解消される、といったメカニズムになっているわけです。
脳が一番リラックスするのは寝ているときです。寝ている時は、目で物を見ていません。音に関してもそれほど敏感になっていないわけです。脳に入ってくる情報が極めて少ないので、脳はそれほど働いていません。リラックスした状態となり、ストレスが解消されていくわけです。

・何時間程度寝るのがおすすめなのか?


抜け毛対策とするのであれば、1日あたり7時間程度の睡眠がおすすめです。
薄毛の危険性が出てくるとされているのが、1日あたりの睡眠時間が5時間未満、というケースです。5時間未満しか睡眠が取れていない場合には、ストレスが解消しきれないのです。結果として、ストレスがたまったままの状態で起きてまたストレスを貯めていくことになります。

「寝だめをしたら良いのではないか?」といった考え方ももちろんあるでしょう。しかし寝だめではストレス解消には至りません。平日は1日あたり5時間程度しか睡眠をとっておらず、週末だけ10時間程度寝ているというケースもあると思いますが、8時間を超えて眠ってしまうと、かえってストレスが溜まります。
徹夜などをした後には、長時間の睡眠をとることもありますよね。長時間の睡眠をとった後はどうなっているでしょうか。体が重くありませんか?頭がぼーっとしていませんか?
あまりに長く眠りすぎたので、身体に問題がでてきているのです。もちろん長く眠ればストレスも一部は解消されるわけですが、身体が重くなったり、頭がぼーっとしたりすることで新たなストレスを生み出してしまうわけです。

ストレス解消をしたいのであれば、1日あたり7時間程度の睡眠を平均的に取っていく、ということを心がけてください。

・なかなか寝付けない!どうすれば質の良い睡眠が確保できるのか?


朝日を身体に浴びてください。
実は我々の体内時計というものは25時間設定になっています。ですから1日1時間ずつずれてしまうわけです。その影響で決まった時間に眠れない状況になってしまいます。

狂ってしまった体内時計ですが、実はもとに戻すことも可能です。その方法は、朝日を浴びる、という簡単なものなのです。
我々の身体は、朝日を浴びると16時間後に眠気がやってくる、といったシステムを持っています。たとえば朝の7時に朝日を浴びたとします。そうすると夜の11時に眠気がやってくる、というわけなのです。

朝起きた時にカーテンを開けて、5分から10分でも良いので太陽の光を浴びてください。そうすることで、夜にしっかりとした眠気がやってきます。

ちなみに眠気というものですが、実は副交感神経というものが関わっています。副交感神経はリッラクスを司っている神経であり、要は朝日を浴びると16時間後に副交感神経が活性化する、といったメカニズムになっているのです。

副交感神経はパソコンやテレビ、さらにスマートフォンを見ていると弱まってしまうので注意してください。寝る2時間くらい前からテレビやパソコン、そしてスマートフォンを利用しない、といったことも睡眠によってストレスを解消するおすすめの方法です。

育毛剤を利用する


・血行不良対策になる


ストレスによる薄毛が発生する原因として、血管の収縮があります。要はストレスによる血管の収縮に対処できれば、抜け毛量を減らすことにつながってくるわけです。

育毛剤には様々な血行促進成分が含まれています。インターネット通販で販売されているような育毛剤の中には、血行促進成分だけでも5種類や6種類配合しているものもあるのです。

血行促進成分を重視している育毛剤を利用すれば、血管が拡張し頭皮にも血液がめぐるようになります。髪の毛を生成している毛母細胞にもしっかりと栄養が送られるようになるわけです。

ちなみに発毛剤でもストレスによる血行不良対策が可能です。国内で言えばリアップ、海外で言えばロゲインやカークランド、そしてポラリスなどが該当しますが、ミノキシジルと呼ばれている成分が配合されているのです。
ミノキシジルには、血管を強引に拡張する機能があります。実は高血圧の方が利用する降圧剤として開発された成分なのです。塗布したところの血管が拡張されるので、血行が良くなり発毛が期待できます。

【育毛剤に含まれている血行促進成分例】

ミノキシジル、塩化カルプロニウム、センブリエキス、ニンジンエキス、トウガラシエキス、ショウガエキス、ゴマ油、ハッカ油、ショウキョウエキス、イチョウエキス、エビネエキス、ジオウエキス、ビタミンE(酢酸トコフェロール)、クジンエキス、ヒキオコシエキス、オランダガラシエキス、ニンニクエキス、ブラセンタエキスなど

※ミノキシジルと塩化カルプロニウムは医薬成分です。

・ホルモン対策ができる


育毛剤にはホルモンの働きについて一定の作用をもたらす成分が配合されていることもあります。

ストレスによってホルモンが乱れると、抜け毛量が増えてしまいます。男性の場合は男性ホルモンが増えすぎてしまうと、抜け毛が増えます。女性は女性ホルモンが減ってしまうと抜け毛が増えてしまうのです。

育毛剤に含まれているホルモン系の成分として注目されているのが、大豆イソフラボンです。大豆イソフラボンには女性ホルモン様作用、と呼ばれているものがあります。女性ホルモン様作用とは、女性ホルモンに似た機能がある、ということなのです。
女性が大豆イソフラボンを摂取することで、女性ホルモンをサポートすることが可能です。男性が摂取しても、男性ホルモンが増えすぎるのを抑制してくれると考えられています。

他にもオウゴンエキスと呼ばれているホルモン系の働きを持っている成分もあります。オウゴンエキスとは、男性型脱毛症の原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)を抑制する作用があるのです。ジヒドロテストステロンは男性ホルモンのテストステロンと、酵素の5αリダクターゼが結合することによって生み出されます。しかしオウゴンエキスによって、5αリダクターゼの働きが抑制されるのでジヒドロテストステロンの発生量が少なくなり、結果として抜け毛が減るわけです。
仮にストレスによって男性ホルモンが増えすぎてしまったとしても、結合する5αリダクターゼが少なければ、男性型脱毛症は発症しません。

・皮脂対策ができる


育毛剤には皮脂の分泌量を抑制したり、皮脂を溶解させたりするような成分を配合しています。
ストレスによって男性ホルモンが増えすぎてしまうと皮脂の分泌量が増えてしまうわけですが、その状況を抑制してくれる能力が育毛剤にはあるわけです。

皮脂の分泌を抑制してくれる成分としては、ビタミンB6を始めとしたビタミンB群があります。他にもオドリコソウエキスやカシュウエキス、さらにイオウといったものも皮脂の分泌量を抑制してくれることで知られています。

ちなみに育毛剤の多くにはアルコールが配合されていますが、アルコール(エタノール)には皮脂を溶解する作用があります。毛穴に詰まっている皮脂が取り除かれやすくなるのです。
ただし育毛剤のアルコール濃度が高すぎるとい、頭皮の負担となってしまうこともあります。アルコールには揮発性があり、頭皮の潤いを奪ってしまうこともあるのです。
たしかに頭皮の皮脂を取り除く働きがありますが、あまりに高濃度のアルコールが含まれている育毛剤はおすすめできません。

※育毛剤の成分表をチェックして、アルコール(エタノール)系の成分が上位に来ている場合には濃度が高いので注意してください。

運動を定期的に実施する


・血行促進対策になる


運動をすると、血管が拡張されます。運動をすると全身に栄養や酸素を送らなければならないので、血管が拡張して血の巡りを良くするわけです。
ストレスによって血行が悪くなっていた場合には、運動を実施するだけでも体の血の巡りが良くなります。

頭皮にも血液がしっかりと送られるようになり、髪の毛を作る細胞も元気を取り戻すわけです。

・肉体的ストレスが解消される


体を定期的に動かしていないと、関節などが凝り固まってしまいます。関節などの可動域が狭くなると怪我などがしやすくなるわけですが、体が動かしづらくなることによるストレスも発生してしまうわけです。

運動をすることで関節などもスムーズに動きやすくなり、結果として肉体的なストレスが解消していきます。

・ストレス解消にはどのような運動がおすすめなのか?


長時間続けやすい有酸素運動や関節などの可動域を広くするようなストレッチがおすすめです。

有酸素運動であれば、20分や30分と続けていけるわけです。運動を続けている間はずっと血管が拡張されています。頭皮に持ちがたくさん送られるので、育毛効果も期待できるわけです。

ストレッチに関しては、身体を動かしやすい状態にしてくれます。身体の凝りによるストレス解消にもなるわけです。ちなみにストレッチですが、ヨガやピラティスといったものもおすすめです。ヨガやピラティスに関しては、インナーマッスルを鍛えることにもなります。運動機能向上にも役立つので、実際にアスリートで行っている方も多いです。

・ストレス解消におすすめできない運動とは?


無酸素運動やハードな運動です。
無酸素運動は筋トレなどを指していますが、筋トレは筋肉を損傷させることでどんどん大きく回復させていきます。体に対して大きな負荷を与えることになるのですが、その時に活性酸素を発生させてしまいます。活性酸素はストレスを高める原因となりますし、老化現象を促進させるものでもあります。髪の毛にとってもあまり良いものではありません。

ハードな運動ということですが、たとえばマラソンであるとか1試合で10キロ以上走るようなサッカーなどが該当します。ハードな運動をすると、疲労が体に溜まってしまします。疲労は前述した活性酸素とも大きく関わっており、ストレスを高める原因となってしまうのです。

ストレス解消をしたいのであれば、身体に大きな負荷をかけない、軽いものをおこなってください。

禁煙する


・ニコチンによってストレスが高まってしまう


タバコというものは百害あって一利なし、と言われていますが髪の毛に関しても何も良いことはありません。そればかりか、大きな問題を発生させてしまうのです。

タバコにはニコチンと呼ばれ得る中毒性のある物質が含まれています。あの麻薬である大麻よりも中毒性があることでも知られているのです。

タバコを定期的に吸っていると、身体にニコチンがないような状態になるとイライラしてしまいます。要はタバコを吸えないことがストレスになってしまうわけです。
近年では、タバコが吸えるところも激減しました。会社でも吸えなくなっていませんか?飲食店でも禁煙のところが増えてきましたよね。

今後もタバコを吸い続けていると、ニコチンを補給できないことによるイライラが発生しやすくなってしまうのです。

タバコがストレスによる薄毛の原因にもなりかねません。早急に禁煙を検討しましょう。

・血行不良対策ができる


ストレスによって血管が収縮して抜け毛が増えてしまうわけですが、実はその血行不良を助長する作用がタバコにはあります。
前述した中毒性のある物質であるニコチンですが、実は血管を収縮させるような作用も認められているのです。
要はタバコを吸っていることで血の巡りが悪くなり、薄毛がさらに進行してしまうかもしれない、ということです。

一方でタバコを辞められれば、血行不良のリスクが一つ減ることになります。喫煙習慣がある方は、タバコを辞めるだけで育毛対策になるわけです。

・どんな禁煙方法がおすすめなのか?


禁煙外来を利用する、といった方法があります。
ニコチンは極めて強い中毒性があるので、急に摂取をストップすると激しいイライラに襲われます。その結果、再び吸い始めてしまうわけです。

禁煙外来の治療は、ニチコンの摂取量をどんどん減らしていく、というものです。急に摂取量をゼロにしてしまうのではなく、計画的に減らしていきます。
ニコチンが摂取できないことによるストレスの発生を抑制してくれるわけです。

最近では様々な医療機関に禁煙外来が出来ているので、まずは説明をしてもらうだけでも良いので一度カウンセリングを受けてみませんか。

薄毛との付き合い方を考える


・薄毛によるストレスを減らそう


自身が薄げであるということにストレスを感じてしまっている方も少なくありません。
髪の毛が薄くなってくると、鏡を見るのも憂鬱になってしまいます。外出もしにくくなってしまいますよね。髪の毛をセットするのも一苦労です。

薄毛であることを気にしすぎてしまうと、それがストレスを高める原因になりかねません。気にすることでさらに薄毛になってしまうのです。

薄毛に関しては、ある程度受け入れる、ということも重要です。その上で対策を実施していきましょう。

・髪型を工夫する


薄毛を目立ちにくくする髪型が幾つかあります。たとえばソフトモヒカンのようなものです。側頭部の髪の毛を短くして、中央部分の髪の毛を長くすることで髪の毛が多いような印象を与える訳です。

また頭頂部の薄毛の方は思い切って坊主に近いような髪型をする、ということもおすすめです。髪の毛を短くすることで、頭頂部の薄毛が目立ちにくくなるわけです。

髪型を少し工夫するだけでも薄毛が気にならなくなります。ちなみに長く伸ばすよりは短くしたほうがかえって薄毛が目立ちにくくなる事が多いです。

・帽子をかぶる


ちょっとした外出には帽子を利用する、という方法もおすすめです。帽子をかぶることで、薄げであることが周りに知られることもありません。人の目も気にならなくなるわけです。

また帽子をかぶるのであれば髪の毛をセットする必要もありませんよね。薄毛の方は髪の毛をセットするのもストレスになります。週に1回や2回だけでも髪の毛をセットしないで過ごせれば、それもまたストレスによる抜け毛の抑制になるわけです。