薄毛対策用のサプリメントに副作用ってあるの?

育毛をするために、様々なアイテムが販売されています。その一つに薄毛対策用のサプリメントがあります。最近ではインターネット通販などでも、多く販売されるようになってきました。

育毛を手助けしてくれるとされるサプリメントですが、注目してほしいものに副作用があります。安全性が高いとされているものでもあり、副作用と聞いてびっくりしている方もいるかもしれません。

こちらでは育毛系サプリメントの実際の副作用について詳しく解説します。成分別に特に気をつけるものも掲載するので参考にしてもらえたら幸いです。
薄毛対策用サプリメントの利用を考えている方は是非参考にしてくださいね。

育毛系サプリメントの危険性とは?

・危険度は低め

基本的に育毛系サプリメントには副作用はありません。そもそもサプリメントは健康食品という位置づけです。食品の延長線上のものでもあるので、摂取したとしても医薬品のように重度な副作用が発生してしまう、という恐れはないのです。

言い方を変えると、「サプリメントは不足した栄養を補う」ものです。本来取るべきであった栄養素をサプリメントで摂取するだけなので、何かしら悪いことが起きるという確率はほとんどありません。

しかし100%副作用が起きない、とは言い切れないのです。幾つか副作用が発生してしまう可能性があるので、まずはそちらをしっかりと理解した上で、「育毛サプリメントは基本的には安全」といった認識を持つべきです。

・育毛系サプリメントは過剰摂取で副作用が発生する可能性あり

育毛サプリメントの利用で副作用が発生する確率が最も高いものとして「過剰摂取」があります。サプリメントの利用で副作用を起こしたくない場合には、必ず用法と用量を守ってください。

安全な成分であったとしても大量に摂取してしまったら、体に対して大きな問題を起こしてしまいかねないのです。そもそもサプリメントを大量に飲む、ということだけでも負担になってしまいます。
大量の錠剤やカプセルを飲み込むことになるわけですが、胃や腸がびっくりしてしまうわけです。錠剤やカプセルを消化しようとして、胃腸は一生懸命に働きます。その結果、アンバランスに胃酸が多く分泌されてしまったり、かえって消化不良になってしまったりしてしまうようなケースも出てきます。

たとえば「胃もたれ」や「吐き気」、さらに「下痢」や「嘔吐」を起こしてしまった場合には過剰摂取が原因かもしれません。

注目すべきなのが、どの程度の量を飲むと過剰摂取になってしまうのか、というところです。気まぐれに1週間に1回程度2日から3日分の容量のサプリメントを1日で飲んだとしても、基本的には大きな問題にはなりません。
しかし2日から3株の容量のサプリメントを継続して飲み続けると様々な問題が出てきます。さらに1週間分や10日分を一気に飲む、ということを行ってしまったとしても過剰摂取で大きな問題になるのです。

そもそもサプリメントの容量は1日の推奨摂取量などから考えて設定されています。ですから指定されている容量だけを飲めば問題ないわけです。

育毛サプリメントと長く付き合っていくためにも、1日の設定服用量を守ってください。

薄毛対策用サプリメントに配合されている成分と副作用について

・大豆イソフラボン

【大豆イソフラボンとは】

大豆に入っている成分であり、女性ホルモンに似た構造を持っていることでも知られています。育毛系のサプリメントだけではなく、バストアップ系のサプリメントなど美容系のサプリメントなどにも配合されています。さらに女性の更年期障害対策にも利用されているものなのです。

大豆イソフラボンは食品である大豆にも含まれているので、基本的には副作用はありません。しかし過剰摂取をすると問題が発生する恐れがあるので注意しましょう。

【大豆イソフラボンの過剰摂取で起こり得る副作用とは?】

・甲状腺機能を低下させる可能性
・自体時の生殖器に異常が出る可能性(女性が服用したケース)
・女体化の可能性(男性が副用意したケース)

全て「可能性」と記載したのは、実はまだ因果関係がよく分かっていないのです。確かに大豆イソフラボンには女性ホルモンと似た作用があることもわかっています。女性ホルモン様作用と呼ばれる、女性ホルモンと似た作用が確認されています。しかしまだ指摘をされている段階であり、詳しい臨床試験の結果から危険性が発表されているわけでもありません。

大豆イソフラボンにはそもそも強い作用はないとされています。もしも強い作用があるのであれば、ソイプロテイン(大豆を原料としたプロテイン)を1日あたり数百グラムの摂取するようなアスリートは女体化してしまうはずです。しかしそのような報告も聞いたことがありません。

ですから仮に育毛サプリメントに大豆イソフラボンが大量に含まれていたとしても問題はありません。多少多めに飲んだとしても副作用が発生する確率は低い、と考えられるわけです。

【大豆イソフラボンによる副作用の対処方法とは?】

考え方は2つあります。

・サプリメントの摂取はやめ、食品による摂取に切り替える
・サプリメントは摂取し続け、大豆食品の摂取を控える

サプリメントだけではなく食事でも大量に摂取してしまうと、大豆イソフラボン方になる可能性があります。育毛系サプリメントにイソフラボンが大量に含まれている場合には、食品での摂取量を減らす、といった対策方法があります。また食品で大豆イソフラボンが足りている場合には、わざわざサプリメントで摂取する必要がありません。

どうしても大豆イソフラボンの副作用が怖い方は、上記したいずれかの方法で対処しましょう。

・亜鉛

【亜鉛とは】

ミネラルの一種であり、非常に身近な存在です、様々な食材に配合されており、我々は毎日摂取しています。しかし偏食気味の方はどうしても摂取量が減ってしまうこともあり、サプリメントで補給しよう、という考え方が出てきます。

亜鉛については髪の毛を生成する手助けをした、男性型脱毛症に深く関わっている5αリダクターゼと呼ばれる酵素の機能を弱める作用もあるとされています。そういったこともあり、多くの育毛サプリメントに配合されているわけです。

【亜鉛の過剰摂取で起こり得る副作用とは?】

亜鉛の過剰摂取はサプリメントの副作用の中でもトップクラスに危険なものなので注意しましょう。
体内に役立っている成分として「銅」があります。実は亜鉛はその銅に対して強い影響力をもいっているのです。銅は体の様々な器官の生成に役立っています。たとえば「骨」であるとか「血管」の生成にも関わっているのです。

大量に亜鉛を摂取してしまうと、銅の吸収を阻害してしまいます。結果として体内に動画少なくなり、欠陥や骨が弱ってしまうわけです。

他にも幾つか亜鉛の過剰摂取による副作用が報告されています。

・吐き気
・嘔吐
・腹痛
・低血圧
・下痢
・黄疸
・胃障害
・腎機能障害

※「ヘルスケア大学」の「亜鉛の過剰摂取は身体にマイナス?」(監修:医療法人山口病院(川越)精神科部長/東京女子医科大学東洋医学研究所 奥平智之先生)の記事より(参考URL:http://www.skincare-univ.com/article/017334/

【亜鉛のよる副作用の対処方法とは?】

一番オススメなのが、サプリメントの用法用量を守る、ということです。
亜鉛の推奨摂取量は、男性で1日あたり10ミリグラムです。女性で8ミリグラムとなっています。食品でもある程度摂取していると考えた上で、サプリメントには亜鉛が含まれています。毎日1日分のサプリメントを摂取していれば、副作用が発生する可能性は極めて低くなります。

また亜鉛は様々な食品に含まれています。たとえば牡蠣にも多く含まれています。豚のレバーやホヤ、さらにカニ缶などにもたっぷりはいっているのです(※)。食品からも摂取できる成分なので、サプリメントに頼るのではなく食生活を見直して食事からの摂取に切り替える、という方法もおすすめです。

※「簡単!栄養andカロリー計算」の「亜鉛の多い食品」より(参考URL:http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/zinc.html

・カプサイシン

【カプサイシンとは】

唐辛子に含まれている成分であり、辛味を与える成分です。唐辛子を食べて我々が辛いと感じるのも、カプサイシンが配合されているからなのです。
唐辛子を食べると、辛くなりますし熱くなってきます。実はその時にカプサイシンによる血管拡張作用が起こっているのです。要は血行が良くなるので、その結果髪の毛にも良い効果をもたらしてくれる、ということで薄毛対策系のサプリメントにも利用され始めました。

ちなみに大豆イソフラボンとカプサイシンを同時に摂取すると発毛効果が得られる、ということで一時期話題になりましたが、試験の内容に問題があることがわかりました。発毛効果は現在では否定されているわけですが、育毛効果に関してはもたらしてくれる可能性があることには違いありません。実際に多くの育毛系サプリメントに配合されているのです。

【カプサイシンの過剰摂取で起こり得る副作用とは】

辛いものを食べると胃腸が痛くなってしまいませんか。辛味の成分には刺激があるので、胃腸が弱い方はすぐに影響が出てしまうのです。
サプリメントとしてカプサイシンを摂取したとしても、同じように胃腸を荒らしてしまう恐れがあります。胃酸が多く分泌されて胃を痛めてしまうこともあります。町に刺激を与えてしまい、下痢を起こしたり腹痛が起こってしまったりすることも十分に考えられるわけです。

サプリメントでカプサイシンを毎日摂取していく場合には、継続して胃腸に刺激が与えられる可能性もあります。特に胃腸が弱い、という方は十分に注意しましょう。

【カプサイシンによる副作用の対処方法とは?】

最も簡単な対処方法は、食後に摂取する、というものです。食前に刺激の強いものを摂取してしまうと、胃や腸に大きな刺激を与えてしまいかねないわけです。
一方で食後に摂取すれば、すでに食事の影響で胃酸が出ている状態になります。サプリメントのスムーズに消化されていくので、カプサイシンが胃や腸にそれほど影響を与えない、といった状態を確保できます。

さらにサプリメントの1日の摂取量を守る、ということも大事です。1日分のサプリメントに含まれているカプサイシンの量は大したことはありません。胃腸に対してもそれほど影響を与えない、と考えられるわけです。

ちなみにカプサイシンに関しては食品で摂るほうが安全とは言えません。もしも摂取するとなると唐辛子を食べることになります。胃腸を帰って痛める可能性が出てくるので、摂取するのであれば安全性も含めて考えるとサプリメントのほうがおすすめです。

・アルギニン

【アルギニンとは】

アミノ酸の一種であり、必須アミノ酸です。必須アミノ酸とは、体内で生成できないアミノ酸では食べ物など外から補給してあげなければならない成分なのです。ですから不足しやすい成分としても知られています。
アルギニンには様々な効果があることで知られており、育毛系サプリメントだけではなく精力系のサプリメントにも配合されていることも多くなっています。

アルギニンには成長ホルモンの分泌を促進させる作用があり、細胞を活性化させます。髪の毛に関わる細胞を活性化する作用も期待されているのです。さらに血流改善効果も期待されています。髪の毛に栄養を送りやすくするためにもサプリメントに積極的に配合され始めています。

アルギニンは健康にも深く関わっており、肥満の改善やメタボリックシンドロームの予防にも力を発揮してくれます。生活習慣病対策のための成分として利用されることもあるのです。

【アルギニンの過剰摂取により起こり得る副作用とは?】

胃を痛める可能性が指摘されています。
胃腸は弱酸性の状態に維持されているわけですが、アルギニンのペーハーはアルカリ性となっているのです。仮に大量のアルギニンを摂取すると、胃腸が弱酸性から中和されてしまう恐れがあるのです。その結果、胃腸の働きが弱かってしまい胃酸の分泌量を過剰にしてしまったり下痢が発生してしまったりすることがあります。

アルギニンは必須アミノ酸なので、基本的に食事から摂取するものでもあり成分としては大きな問題はありません。しかしサプリメントの過剰摂取で、問題が起こる可能性もあります。サプリメントの用法と用量を必ずチェックしてください。

【アルギニンによる副作用の対処方法とは?】

サプリメントによる過剰摂取をしないことです。
一般の食品ではまず過剰摂取になることはないと考えられるので、サプリメントの摂取量だけコントロールしていれば問題はありません。

・ノコギリヤシ

【ノコギリヤシとは】

北米からメキシコにかけて自生しているヤシ科の植物の一種となっています。中には樹齢が数百年に及ぶものもあり、乾燥地帯でも生き抜ける生命力を持っています。

元々は民間医療薬として利用されていました。前立腺肥大症に対する効果を持っていることが分かっているのです。またスタミナ食として、現地の人に親しまれてきました。
アジアでも昔から利用されており、漢方薬として処方されています。ヨーロッパでもハーブの一種として親しまれているのです。

ノコギリヤシには、男性型脱毛症に対して高い効果を持っていることが分かってきました。男性型脱毛症の原因はジヒドロテストステロンと呼ばれる物質です。そのジヒドロテストステロンは、5αリダクターゼとテストステロンが結合することによって生まれます。
ノコギリヤシには5αリダクターゼの働きを阻害する力があることが分かっており、結果として男性型脱毛症対策につながってくるわけです。

【ノコギリヤシの過剰摂取により起こり得る副作用とは?】

実は医薬品との相性があまり良くありません。
血液や血管の病気の方が利用している、抗血液凝固役や抗血小板薬との相性が悪いのです。
ノコギリヤシを摂取すると血液の粘度を引き下げる作用があるので、要は薬との相乗効果で血液がサラサラの状態になりかねないです。

他にも便秘や下痢、さらに腹痛や吐き気にめまいと行ったものも報告されています。
珍しいところでは女性なのにヒゲが濃くなった、というものもあります。ただヒゲに関しても症例数は多くないので、それほど心配しなくても良いでしょう。

【ノコギリヤシによる副作用の対処方法とは?】

医薬品と相性が悪いので、該当する医薬品(血液に関する薬)を飲んでいる時にはサプリメントによる摂取は控えましょう。またドクターに意見を聞いてみることもおすすめです。

ノコギリヤシに関しては、サプリメント以外での摂取は基本的にないと思います。ですからサプリメントの用法用量を守っていれば過剰摂取になる事はありません。1日の摂取量を守るのが、最もおすすめできる副作用の対処方法となります。