注目!はげ治療7種類の副作用とは?

はげの治療を行う上で注意しておきたいのが副作用です。薄毛を治す方法はたくさんあるのですが、それらの中には危険性を有しているものもあるのです。実際に副作用が認められているものもあるので、しっかりと把握した上で治療をするかを決めましょう。

こちらでは以下のはげ治療の副作用を解説します。

・発毛剤
・育毛剤
・育毛シャンプー
・育毛サプリメント
・植毛
・HARG療法
・メソセラピー

上記の中で興味を持っていたはげ治療方法はあるでしょうか?もしもある場合には、これからお話することを参考にしてもらえたら幸いです。

はげ治療「発毛剤」の副作用とは?

・危険度は高いのか?

発毛剤の危険度はかなり高いです。そもそも医薬成分を利用しています。医薬成分には基本的に副作用があるもの、と考えてもらって間違いありません。
病院で処方箋をもらい薬局に持っていき薬を処方して貰うときには、薬の説明書を渡されますよね。その説明書には必ずと行ってよいほど副作用欄があるわけです。そこには様々な副作用が記載されているはずです。

発毛剤は医薬成分を配合しているので、身体に対する影響も強い、ということは理解しておきましょう。

【そもそも発毛剤の発毛効果も副作用であった!?】

発毛医薬成分には「フィナステリド」と「ミノキシジル」があります。
ミノキシジルは血圧降下剤として生み出されました。高血圧の対策治療薬だったのです
ミノキシジルを投与した方に髪の毛が増えると行った減少が起こったので、育毛成分としての転用が決まった、というものです。要はミノキシジルによる発毛効果自体が降圧剤としての副作用だったわけです。

フィナステリドは前立腺肥大症の改善薬として開発されました。こちらもミノキシジルと同様に、投与した方の髪の毛が増える、という現象が現れたのです。その結果、発毛剤としての利用が決定しました。
フィナステリドも実は発毛効果自体が副作用であったわけです。

・ミノキシジルの副作用とは?

・かゆみ
・発疹
・心不全
・不整脈
・低血圧
・動悸
・息切れ
・肝機能異常など

ミノキシジル系の発毛剤には2つのタイプがあります。「リアップ」や「ロゲイン」に代表される塗布タイプと「ミノキシジルタブレット」や「ロテニン」に代表される内服タイプです。どちらを選択するかによって現れる副作用には違いがあります。

塗布タイプの副作用は主に頭皮環境の悪化です。「頭皮環境の悪化程度であれば問題ないのでは?」と思っている方もいるかもしれませんが、薄毛を進行させてしまう恐れがあります。特に発疹などの炎症が頭皮に常時起こるようになってしまうと、髪の毛の栄養分を皮膚の修復に利用されてしまうのです。髪の毛が成長しにくくなり、抜け毛が増えてしまう恐れもあります。

ちなみにリアップの大正製薬では副作用の発症率について調査を行っています。

【リアップX5プラスの発毛効果データ~副作用のみを抽出~】

・リアップX5の副作用発現率・・・8.0%
<うち主な副作用>
・湿疹・・・2.0%
・毛のう炎・・・2.0%
・接触性皮膚炎・・・2.0%

※大正製薬のホームページの「リアップX5プラスの発毛効果データ」(http://www.taisho.co.jp/riup/riupx5/data/)より

そもそもミノキシジルは刺激が極めて強いです。頭皮環境が悪化しているときに利用してしまうと、炎症などの症状が起こる可能性が高いわけです。アレルギー的な症状が出てしまう方も多く、特に敏感肌の方の継続利用には適していません。

内服タイプのミノキシジルに関しては、基本的に血圧に対して大きな影響を与えます。ミノキシジルを内服すると、腸で分解されて血液の中に成分が入り込みます。そして全身の血管を確証するような作用が出てくるわけです。
全身の血管が拡張されることで、一気に低血圧状態になってしまう人もいます。動悸や息切れ、そして不整脈や心不全も全て血圧が関わっています。
普段から低血圧気味の方は影響が出やすいので注意しましょう。
さたに普段から血圧降下剤を利用している方は、ミノキシジルを利用すると血圧が急降下してしまうおそれもあるので気をつけてください。命の危険性もあるので、利用前にかならずドクターに相談しましょう。

・プロペシア(フィナステリド)の副作用とは?

・勃起不全(ED)
・射精障害(精液の減少など)
・性欲の減退
・女体化(胸の肥大など)
・肝臓の異常
・抑うつ症状
・めまいなど

プロペシアの副作用も多く報告されています。その中で特に注目すべきは、性的なものです。プロペシアは男性しか利用できないわけですが、男性機能に対しての副作用があることが分かっています。
特に多くなっているのが勃起不全です。薄毛と妊活の時期は重なるので大きな問題となってくる可能性もあります。
また女性がプロペシアを服用してしまうと胎児に異常が発生する可能性も指摘されているので、妊活中の男性はプロペシアを利用すべきではありません。

【プロペシア(フィナステリド)の副作用とその発生率】

・副作用発生率・・・4.0%
<うち主な副作用>
・リビドー減退(性欲の減退)・・・1.1%
・勃起不全(ED)・・・0.7%
・射精障害・・・1%未満(詳細な数値は不明)
・精液量減少・・・1%未満(詳細な数値は不明)

※プロペシアの説明書より抜粋(https://www.msdconnect.jp/static/mcijapan/images/pi_propecia_tab.pdf

はげ治療「育毛剤」の副作用とは?

・危険度は高いのか?

危険度は高くありません。育毛剤は発毛剤と異なっており、医薬成分を含んでいない、もしくは濃度が極めて低いのです。ですから重篤な症状に見舞われることは考えにくいです。

しかし育毛剤に副作用がまったくないわけではありません。幾つかの報告があるので、育毛剤の副作用にも注目しましょう。

・育毛剤と具体的な副作用とは

・アレルギー
・乾燥
・炎症など

主に頭皮に関わるような副作用が考えられます。
最も多く報告されるのがアレルギー症状です。たしかに育毛剤には植物由来の天然成分が配合されています。しかし植物由来の天然成分であったとしても副作用が発生する可能性はあるわけです。
アレルギーが発生すると、基本的に痒みや炎症が出てきます。育毛剤を利用する度に頭皮が痒くなったり炎症が起きていたりする場合には、アレルギーが出ている可能性があるのですぐに利用をストップしてください。アレルギーは基本的に自然治癒しません。
一方で育毛剤には防腐剤や香料と行った添加物が配合されていることもあります。添加物は極めてアレルギーを発症させる確率が高いのです。特に特定の香料に関しては10%を超える人にアレルギーが発症する、といった研究結果が出ているほどです。
最近の育毛剤の多くは無添加なのでそれほど心配はありませんが、配合されているものを利用する場合にはアレルギーに注意しなければなりません。

育毛剤の副作用として乾燥が発生する恐れもあります。育毛剤の中には、アルコール(エタノール)系の成分を多く配合しているものもあるのです。
アルコールには皮脂を溶かすような作用があります。さらに揮発性もあるので、頭皮の潤いを奪って蒸発させてしまうわけです。乾燥肌が促進してしまうおそれもあるので、乾燥肌の方はアルコール系の成分が少ないタイプの育毛剤を利用しましょう。
ちなみに育毛剤の多くには保湿成分が多く含まれているので、乾燥の副作用が発生する可能性は極めて低いです。

育毛剤にたくさんの保湿成分が配合されている場合には、脂性肌による炎症が発症する可能性があります。頭皮に水分がたくさんあることで菌が大量繁殖してしまうのです。育毛剤で保湿しすぎてしまう、ということもなるべく避けましょう。
ちなみに抗菌・殺菌成分が配合されている育毛剤であれば、炎症の副作用が発生する可能性は低くなります。

はげ治療「育毛シャンプー」の副作用とは?

・危険度は高いのか?

危険度は低いです。
育毛シャンプーは医薬成分が配合されていません。基本的に頭皮のことを考えて作られているので、頭皮などに悪影響を与えるような作用はないのです。

・育毛シャンプーの副作用とは?

自分の肌とマッチングしないシャンプーを利用したときに副作用が発生します。

【例】
・乾燥肌の方が洗浄力の強い育毛シャンプーを利用するケース
・脂性肌の方が洗浄力の弱い育毛シャンプーを利用するケース

乾燥肌の方が洗浄力の強いシャンプーを利用してしまうと、さらに頭皮が乾燥してしまいます。頭皮が刺激に弱くなり、炎症が発症しやすくなったり傷がつきやすくなったりしてしまうのです。

脂性肌の方が洗浄力の弱いシャンプーを利用すると、皮脂が大量に頭皮の残ったままになってしまいます。オイリーな肌のままとなってしまい、頭皮に菌が大量繁殖して炎症などが起こりやすい状況になってしまうわけです。

また育毛シャンプーの中にも香料などの添加物が含まれているものもあります。アレルギーが発症する可能性は捨てきれないので注意してください。

はげ治療「育毛サプリメント」の副作用とは?

・危険度は高いのか?

健康食品を摂取するだけなので、危険度は低いです。
育毛サプリメントの成分をチェックすると、ビタミンやミネラル、そしてアミノ酸といったものばかりです。普段の食事で摂取するものなので、体に対しても大きな負担はかけません。

・育毛サプリメントの副作用とは?

特定の成分を過剰摂取した場合に副作用が発生してしまう恐れがあります。たとえば10日分のサプリメントを1日で摂取してしまう、というような状況です。
設定された容量を守っていれば、基本的に育毛サプリメントで副作用が発生することはありません。

【育毛系の成分「亜鉛」を過剰摂取した場合の副作用例】

・薄毛が進行する
・嘔吐
・頭痛
・倦怠感
・腎臓障害
・神経の障害など

亜鉛の過剰摂取で気になる副作用といえば、やはり髪の毛でしょう。育毛に役立つ成分である亜鉛は、摂りすぎてしまうとかえって薄毛を招いてしまうのです。
亜鉛を摂りすぎてしまうと銅の吸収率が低下します。銅が体内に足らなくなると、貧血が発生してしまうのです。血液量が少なくなれば毛母細胞にも栄養が送られにくくなり、髪の毛が細くなったり抜け毛が増えてしまったりするわけです。

※亜鉛の過剰摂取については「サプリメント大学」の「亜鉛摂取で考えられる副作用とは?」(https://www.supkomi.com/univ/aen/aen-side-effect.html)を参考にしました。

はげ治療「植毛」の副作用とは?

・危険度は高いのか?

メスを使うケースもあり、危険性がないわけではありません。
しかし内臓に対して何かしらの行為を行うわけではないのです。基本的に皮膚から浅い部分に対して施術を実施するので、生命への危険性というものはほとんどありません。

一方で植毛は出血を伴うので副作用がないわけではありません。大きなデメリットが発生する恐れもあるのです。

・植毛の副作用とは?

・痛み
・腫れ
・化膿
・つっぱり感

植毛手術は、手術中の痛みは発生しません。麻酔を利用して実施するからです。しかし術後は麻酔が切れてくるので、頭皮に痛みが発生してしまいます。痛みのピークは翌朝とされており、だんだんと痛みは収まっていきます。
ただし痛みを強く感じる方もおり、術後1週間程度鎮痛剤を服用する人もいるのです。

腫れの副作用は人工毛植毛で発症するケースが多いです。人工毛は人体にとって異物を体内に入れることになります。免疫システムが作動して、その人工毛を排除しようとして腫れるわけです。

術後に頭皮から菌が入ったり腫れが起こったりすると、患部が化膿するケースも報告されています。化膿したケースにはすぐに植毛したクリニックに連絡して対処してもらいましょう。

後頭部をメスで切るような植毛を実施した場合には、一時的に頭皮につっぱり感が出てきます。皮膚をカットした部分を縫合しているので、どうしても引っ張られている感覚になってしまうわけです。皮膚は伸びる性質があるため、しばらくすれば元通りになります。

※人工毛植毛をした場合には「頭痛」が発症する恐れもあります。アメリカでは人工毛植毛には問題が多いとのことで禁止しています。国内でも人工毛植毛は危険であると判断しているクリニックが多く、ニドークリニック以外は実施していません。

はげ治療「HARG療法」の副作用とは?

・危険度は高いのか?

ミノキシジルやフィナステリドを頭皮に投与するわけではないので、特に大きな問題はないとされています。危険度は低いとされているのです。

HARG療法は脂肪肝細胞を培養して、そこから抽出したタンパク質を濾過して細菌やウイルスチェックを行った上で頭皮に注入しています。

・HARG療法の副作用とは?

現状では報告されていません。
まだまだ症例があまり多くないのも事実ですが、副作用はないと考えられています。

そもそもHARG療法は感染症のチェックも行われています。さらにアレルギーが発症するような起因物質が含まれていないことも確認済みなのです。
※HARG療法の安全性については「HARG治療センター」の「Q&A よくあるご質問」(http://www.harg.org/qa/medicine/26.html)を参考にしました。

ただし注射器で注入することもあるので、「痛み」や「赤み」などいの副作用が発生する可能性もあります。月に1度程度の施術ですが、痛みや赤みがひどい場合にはクリニックに相談しましょう。

はげ治療「メソセラピー」の副作用とは?

・危険度は高いのか?

医薬成分を注入することもあるので、副作用が発生する恐れもあります。

ただしそれほど神経質になることがありません。皮下に直接メソセラピーのカクテルを注入しますが、あくまで影響をあたえるのは頭皮が中心です。全身に対して何らかの症状をもたらしてしまう恐れは少ないとされているのです。

・メソセラピーの副作用とは?

HARG療法と同じく注射器を利用することもあるので、赤みや痛みが発生する可能性があります。しかし施術は月に1回程度なので、頭皮に対してそれほど大きな悪影響を与えることはありません。

一方でメソセラピーのカクテルには、ミノキシジルやフィナステリドが配合されています。特にミノキシジル系の副作用が発症する可能性があるので注意しましょう。
一方でフィナステリドに関しては、メソセラピーでは性欲減退などの副作用は発生しない、とされています。