つむじハゲにはどんな対策がおすすめなのか?発毛剤・育毛剤・生活習慣対策

つむじハゲのままで良い、という方はほとんどいないと思います。なんとか改善したい、と思っている方がほとんどでしょう。そのつむじハゲですが、問題はどのような対策を立てればよいのか、というところでしょう。対策を行ったとしても、その方法が誤っていればまったく意味がありません。時間と労力、そしてお金を無駄にしてしまうかもしれないのです。

今回は、つむじハゲの有効な対策方法を幾つか紹介します。すべての対策方法を同時に行えばよいということではありません。また、つむじはヘゲの対策方法の中にはデメリットが内在しているものもあります。

メリットとデメリットの双方を考慮した上で、どの対策を行うのか考えてください。

つむじはげ対策方法その1|発毛剤の利用

・プロペシアの利用でつむじはげを改善する!

つむじはげの主原因となっているのが「男性型脱毛症(AGA)」です。男性型脱毛症は、遺伝性のものでありなかなか治るものではありませんがプロペシアによって改善することが分かっているのです。

プロペシアは湯構成分としてフィナステリドという成分を配合しています。フィナステリドには、5αリダクターゼと呼ばれる酵素の働きを抑制させる効果があることが分かっています。
男性型脱毛症は、男性ホルモンのテストステロンと酵素の5αリダクターゼが結合することによって発生してしまうジヒドロテストステロン(DHT)によってもたらされます。
要は、プロペシアを飲んでいればジヒドロテストステロンの生成量を低減できるわけです。

ただし、プロペシアの有効成分であるフィナステリドは5αリダクターゼのⅠ型とⅡ型のうち、Ⅱ型にしか効果を発揮しません。Ⅰ型の5αリダクターゼは見逃してしまうので完全なる効果は期待できないのです。

※プロペシアと似ている薬剤として2015年より国内で認可された発毛剤に「ザガーロ」という飲み薬があります。ザガーロには有効成分として「デュタステリド」というものが配合されており、Ⅰ型とⅡ型の両方の5αリダクターゼに作用してくれることが分かっています。

【副作用について】

残念ながらプロペシアには危険性があります。医薬成分なので、高い危険性があることが分かっているのです。
プロペシアの有効成分であるフィナステリドには、性的な副作用があります。

・精力の減退
・勃起不全(ED)
・精子の減少
・精巣痛など

薄毛は改善したとしても男性機能が弱まってしまうこともあり、気軽につむじハゲの改善薬として利用できるものではありません。

※ザガーロにもプロペシアと同じ副作用が確認されています。

【飲んでも効果が現れない人もいる】

医薬成分と聞くと、100%の人に効果があるもの、と思いこんでしまうものです。しかし、プロペシアを飲んだからといって必ずつむじはげが治るわけではありません。
実は、プロペシアは男性型脱毛症にしか効果を発揮しません。頭皮環境の悪化によるつむじハゲや血行不良によるつむじはげには役に立たないわけです。

【プロペシアは手に入りにくい】

医薬品なので、医療機関で処方して貰う必要があります。
海外から個人輸入代行サービスを利用して取り寄せる方法もありますが、偽薬が紛れ込んでいる可能性もあり注意を要します。

※個人輸入代行サービスで手に入れる医薬品には、有効成分の量などに違いがある、そもそも有効成分が含まれていない、などの問題が確認されています。

・ミノキシジルでつむじはげを改善する

国内で言えばリアップや海外で言えばロゲインが該当する薬剤を利用してつむじはげを改善させることが可能です。

リアップやロゲインに配合されている有効成分のことを「ミノキシジル」と読んでおり、血行を促進させる作用が確認されているのです。血管を拡張させ、頭皮に流入する血液量を増やし髪の毛が生えやすい状態にします。血行不良によるつむじはげに対して高い効果が期待されているのです。

また結構が良くなることで毛母細胞や毛乳頭細胞が活性化することも確認されています。細胞の栄養になる成分が血液によって大量にもたらされることになるので、髪の毛を作る細胞が活発になるのです。

【副作用について】

ミノキシジルも医薬成分なので、副作用が多く確認されています。

・低血圧
・動悸や息切れ
・不整脈
・頭痛
・目の充血
・頭皮環境の悪化など

ミノキシジルは強引に血管を拡張させる作用があるので、血圧に問題を引越す可能性もあるのです。血圧が下がりすぎてしまうと、体内の副作用として現れる可能性もあります。特にミノキシジルタブレット(飲むミノキシジル)の場合は、血圧を下げすぎてしまう恐れもあるので注意してください。

リアップやロゲインなどの塗布タイプのミノキシジルに関しては、頭皮環境を悪化させる副作用が多く確認されています。特にミノキシジル濃度が高い育毛剤を利用するときには注意しましょう。
頭皮環境の悪化ということですが、主に赤み(炎症)や湿疹(ニキビを含む)が該当します。

【効果が現れない人もいる】

ミノキシジルの主な効果は血管を拡張する、というものであり、血行不良によるつむじはげにしか効果を発揮しないのです。プロペシアと同様に、メインの効果一辺倒な薬剤なので、他の原因で薄毛になっている方には高い効果を発揮してくれません。
特に複数の原因が絡み合ってつむじはげになっている方には、ほとんど効果を発揮しないことも考えられるわけです。

つむじはげ対策方法その2|育毛剤の利用

・効果は強くないが多面的な作用が期待できる!

つむじはげ対策として育毛剤は非常に効果的です。その理由として、育毛剤であれば様々な効果が同時に得られる可能性が高いからです。もちろん育毛剤にも様々な種類があり、どの育毛剤でも複数の機能を持っているとは限りません。
しかし、近年になってインターネット通販などで販売されている育毛剤は、育毛成分が数十種類も配合されているのです。複数の効果が同時に得られるので、様々なつむじハゲの原因が絡み合っている方にも効果を発揮してくれます。

育毛剤で得られる効果としては以下の様なものがあります。

・男性型脱毛症対策(5αリダクターゼ対策)
・血行促進対策(血管拡張効果)
・保湿対策
・抗炎症対策
・抗菌対策
・皮脂の分泌抑制対策など

一つ一つの作用は弱かったとしても、その作用がまとまれば一気に薄毛が改善に向かう、といいうことは十分に考えられます。発毛剤の利用でつむじハゲが改善しなかった、という方でも育毛剤で復活できた、という方はたくさんいるのです。

育毛剤は医薬成分が配合されていませんが、有効成分というものが含まれています。有効成分とは厚生労働省が認めているものでもあります。一定の作用があると公的機関が認めている成分が配合されているので、全く効果がないとは言い切れないのです。

・育毛剤はつむじはげを悪化させることはない

発毛剤の場合は、副作用が発生すると薄毛を助長してしまう恐れがあります。たとえばミノキシジルによって頭皮環境が悪化すれば、髪の毛が生えにくい環境となってしまいます。薄毛を改善するために利用しているのに、かえって禿げ上がってしまうかもしれません。

育毛剤に関してはほとんど副作用が確認されていません。基本的に天然成分を利用しているので、重篤な副作用が発生することはありえないのです。
そもそも頭皮環境改善成分も多く配合されているので、仮に刺激のある成分が配合されていたとしても、その刺激をカバーしてくれるわけです。

もちろん育毛剤であれば敏感肌の方でも利用可能です。

・女性用育毛剤は利用しないこと

育毛剤には、3つのタイプがあります。

・男性用育毛剤
・男女兼用育毛剤
・女性用育毛剤

男性の場合は男性用育毛剤か男女兼用育毛剤を利用してください。そもそもつむじはげに関しては、男性型脱毛症が関わっているケースが多いのです。女性には発生しにくいので、女性用育毛剤には男性型脱毛症対策ができる育毛成分が配合されていないことも珍しくありません。
つむじはげの男性に女性用育毛剤はほとんど機能してくれない可能性もあるので利用は避けるべきです。

つむじはげ対策方法その3|生活習慣対策

・睡眠時間を確保する

1日あたりの推奨睡眠時間は7時短程度です。それよりも短時間の睡眠しかとっていない場合には、つむじはげを促進させてしまっている可能性があります。

睡眠にはストレスを解消する、といった機能があります。短時間睡眠だとストレスが解消されずにどんどんとたまってしまうわけです。
ストレスには血管を収縮する作用があり、血行不良によるつむじはげを発生させてしまうかもしれません。ストレスを解消するためにも睡眠時間の確保が重要なのです。

【寝付きが悪い場合はどうすればよいのか?】

人間の性質を利用しましょう。

まず理解してほしいのが、人間は体温が下がると眠くなる、という習性があります。ですから、わざとそのような状況を作り出せばよいのです。たとえば、寝る少し前にお風呂に入りましょう。お風呂に入ると体温が温まります。注いてお風呂から出ると徐々に体温が下がり始めて眠気がやってくるわけです。
おすすめなのは寝る時間から逆算して1時間から1時間30分程度前にお風呂に入る、ということです。

もう一つの方法として、朝起きたときに日差しを浴びる、というものです。人間は日差しを浴びてから16時間後に眠気がやってくる、という習性があります。たとえば、朝の7時に日差しを浴びると夜の11時に眠気がやってくる、というわけです。
不眠症などに陥っている方は、実際に朝の時間帯に強い光を浴びる、といった治療が実施されています。朝強い光を浴びると体内時計がリセットされて、バランスが元通りになるのです。

・バランスのよい食事を摂ること

肉料理や甘いものばかりを好んで食べていませんか?甘いものや肉は、脂や油を大量に摂取することになってしまいます。それらを摂取すると、皮脂腺を活性化させてしまい、オイリー肌を招いてしまうのです。皮脂が大量に出ていると、菌の大量繁殖を招き頭皮環境の悪化が発生してしまいます。頭皮環境の問題が原因で、つむじはげになってしまうかもしれません。

食事はバランスよく、が大切です。偏った食生活はカラダにもよくありませんし、髪の毛にも良くありません。

ちなみに髪の毛に関わっている成分には以下の様なものがあります。

・タンパク質
・アミノ酸
・亜鉛
・ビタミン

どの成分がかけたとしても健康的な髪の毛は生成されません。

一人暮らしなどをしていると、どうしても外食が多くなります。特定の栄養素が足りなくなってしまう事も考えられるわけです。
もしも食事を切り替えるのが難しい場合には、サプリメントを利用するのも一つの方法です。最近では育毛サプリメントもあるので利用を検討しても良いかもしれません。

・定期的に運動をすること

運動をすることで血管が拡張されます。頭皮の血流が回復することになり、髪の毛の生成が促進されるようになるわけです。

問題は運動方法です。
運動には筋トレなどの無酸素運動と長時間ゆったりとした運動を実施する有酸素運動があります。
髪の毛にとって良いのは有酸素運動です。長時間体を動かすことになるので、血管が拡張している時間が長くなり、髪の毛を作る細胞に栄養を送る時間が長くなるからです。

有酸素運動には、ウォーキングやジョギング、さらにサイクリングやスイミングなどがあります。1日あたり20分から30分程度の運動を実施すると髪の毛にも良い結果が現れるかもしれません。

・頭皮マッサージを実施する

血行不良による薄毛で悩んでいる方に有効な対策方法です。
頭皮を押す感覚でマッサージをすると効率的に頭皮の血管が拡張します。特につむじ周辺を重点的にマッサージすると、頭頂部まで血液が至るようになります。